アレルギー性鼻炎・喘息のアレルゲン検査として
最新の検査機器を導入しています
アレルギー性鼻炎で原因物質( アレルゲン)を特定し、薬物治療に加え、それに対する対策をすることが重要です。
当院ではドロップスクリーンA-1(アレルゲン迅速検査装置)という検査機器を導入しております。この機械は「血液一滴で41種類のアレルギー検査ができる」という優れものです。
腕からの注射針を使った採血を必要とせず、指先をわずかに傷つける特殊な器具を用いて採血をします。ほんの少し痛みを感じる程度で、お子さんや採血の苦手な方でも心配なく検査できます。
検査は院内で行いますので、結果は最短40分でわかります。ご希望の方にはその日のうちに検査結果をお渡しいたします(ただし、診療終了時刻60分前に検査を開始した方に限ります。)
※ただし、従来の採血による検査に比べて精度及び感度が若干劣りますので、採血の大丈夫な方は従来の検査をお勧めしております。
検査についての注意点
- 通常の採血検査に比べて感度・精度ともに若干劣ります。採血が大丈夫な方は通常の採血検査をお勧めします。
- 通常の採血検査と異なり、検査項目(アレルゲン)は選ぶことができません。上記41種類のセット検査となります。
- 検査当日に他の方の検査をしている場合は、お待ちいただくか後日の検査になります。
- まれ(0.5%)に検査がエラーになることがあり、この場合は再度検査が必要です。
- 同様な検査一般に言えることなのですが、食物アレルゲンは偽陽性(検査が陽性に出ても症状は出現しない)が多く、食物アレルギーの診断には向きません。
- 検査料は保険適応で3割負担の方で5000円程度です。(これに診察料、処方箋料、処置料等が加わります。)